本日は、新しいシステムをご紹介します。

レーザ検査システム、RF096-Inspシリーズ
本システムは、自動車部品、特にブレーキシステムの大手メーカーの1社向けに開発されました。
現在の問題と課題
ブレーキシリンダの内溝の旋削加工中に、大きな切りくずが詰まる可能性があります。その後のシリンダ洗浄工程では小さな切りくずしか除去できず、詰まった大きな切りくずは溝に残ってしまい、これが最終製品の欠陥につながります。
課題は、ブレーキシリンダの溝内の切りくず(デブリ)を検出するため、ロボットに搭載する検査システムを開発・製造することでした。
溝径範囲:39.5~52.7 mm、溝深さ:最大4 mm、溝幅:2 mm以上。切りくず寸法:厚さ0.05~1 mm、サイズ2x2 mm以上。
注!
マシンビジョンシステムを使用したお客様による問題解決の試みは、成功しませんでした。
提案されたソリューションとその結果
三角測距センサをベースとした検査システムの開発が提案されました。
ソリューションを探すにあたり、次の条件を考慮する必要がありました:
1) 非常に小さいシリンダ径(正確には33 mmから)
2) センサは狭く深い溝を覗き込む必要があるため、径を制御するための従来のセンサ配置は不可能です(通常、三角測量の平面は穴の軸に沿って配置される必要があります)。
私たちの作業の成果は、デモ動画でご覧いただけます https://youtu.be/ooVtGOnnQ5o
開発された検査システムの主要部分は、当社の新しい非常にコンパクトな 双眼三角測量 センサ(直径28 mm)で、細いレーザビームを使用します。このセンサにより、三角測量平面を溝の平面内に配置し、溝を覗き込み、両側からデブリを検査することが可能になりました。検査サイクルは完全に自動化されており、システムの操作は2つのロジック信号(入力「検査開始」と出力「OK/不良」)の扱いに集約されます。
システムの主な特徴:
| 検査対象の溝の直径範囲、mm | 35...53 |
| 検出可能な異物の最小寸法、mm |
0.03 (厚さ) x 0.1 x 0.1
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| 空間分解能(点/回転) |
3200
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| 検査時間、s |
1.2
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本システムは、デブリの検出だけでなく、内径測定、溝のシーリング等にも使用できます。